私は昔から洗濯が大好きです。
実家に住んでいた学生の頃から自分の分は自分でしていましたし、大学生で一人暮らしをしてからは友人に洗濯し過ぎじゃないと言われ、社会人になったらマンションの隣に住んでいるおばさんに毎日偉いわねぇと感心されていました。
もちろん、好きこそものの上手なれということで、よりよい洗濯方法を考え抜いてきました。
今回は、そんな私、ふぁじ子の洗濯の仕方から干し方、使っている道具などをまとめたいと思います。
洗濯方法
洗剤・柔軟剤 神4
まずは、私が使用している洗剤をご紹介します。
洗濯物によって求める性能が違うので、幾つかの洗剤を使い分けています。
また、汚れを落とすのはもちろんですが、臭いを香りでごまかすのは好きではありません。
そもそも強い香りが苦手なため、昨今流行している香り重視の洗剤や柔軟剤は採用していません。
参考にされる場合はその前提をご理解した上でお願いします。
・粉末洗剤 ニュービーズ
漂白剤が入っており、汚れ、臭いがしっかり落ちます。
少し甘い香りですが、強すぎず、香りでごまかす感じではありません。
・液体洗剤 さらさ
漂白剤、蛍光剤、着色料が無添加の合成洗剤です。
肌に優しい雰囲気ですが、あくまで合成洗剤なのでご注意ください。
皮膚科の先生には合成洗剤であればどれも同じと言われましたが、他のよりはましかな、と思って使っています。
・液体洗剤 エマール
昔から使っています。
おしゃれ着洗い洗剤の中では一番スッキリした香りなのでこれを使用しています。
・柔軟剤 ハミングファイン DEOEX
消臭効果が高く、香りもスッキリしているため採用しています。
「男の臭いに!」アピールが強いですが、女性が使っても問題ない香りだと思います。
効き目を強く求めておらず、さらにきつい匂いが苦手な私は、ごく少量を使っています。
指定通りの量を入れると香りがきつすぎるという口コミをよく見ますが、少量であればほんのりスッキリした香りですよ。
キャップに5ミリ分くらいしか入れていませんが、衣料の柔軟剤としては十分しなやかに仕上がります。
洗濯機は2台フル活用
洗濯が好きすぎて、ついに洗濯機を2台体制にしてしまいました。
ということで、今はドラム式と縦型を使い分けています。
洗濯機の性能の比較についてはこちらの記事を参考にどうぞ。
洗剤と洗濯機の組み合わせ
洗濯物はそれに適した洗剤と洗濯機を使っています。
まず、洗濯物は主にこのように分けています。
①タオル
タオルと衣類を一緒に洗うのが、精神衛生上嫌なので分けています。
実際に、タオルと衣類の汚れ方は違うので、一緒に洗っているとそれぞれ難点が出てきてしまうので、分ける方がいい感じに洗えます。
②子どもたちのモノと、私の衣類
子どもはベイビーがおり、私はお肌よわよわということで、それを考慮した洗剤を使用します。
③夫のモノと私のパンツと靴下
衣類で比較的汚いもの(笑)です。子どものモノと分けたいものという考え方です。
④デリケート衣類
いわゆるおしゃれ着ってやつですかね。毛製品とか、レース多めとかのデリケートな衣類です。
⑤その他
シーツや、ソファのカバー、トイレのマットなど、その他もろもろです。
それぞれの洗濯物は、下表のとおり洗っています。
洗濯機 | 洗剤 | 柔軟剤 | コメント | |
① | 縦型 | 粉末 | 不使用 | この組み合わせでガシガシ洗って、いつもスッキリです。 |
② | ドラム型 | 液体 (さらさ) | 不使用 | お肌に優しいかもしれない洗剤を採用し、衣類に優しく洗っています。 |
③ | ドラム型 | 粉末 | 使用 | 夫の衣類の消臭のために、粉末洗剤と柔軟剤を使用します。 |
④ | ドラム型 | 液体 (エマール) | 使用 | デリケート衣類をふんわり仕上げるために柔軟剤を使用します。 |
⑤ | 縦型 | 粉末 | 不使用 | この組み合わせでガシガシ洗って、いつもスッキリです。 |
この洗い方で、衣類のダメージは少なく、汚れはしっかり落として、臭いも防ぐ、ということを実現しています。
今のところ毎回満足な仕上がりです。
ただ、①のタオルや③の夫の衣類は洗濯物の量がそれほど多くないため、毎日洗濯していません。
それぞれの洗濯物が溜まるまで洗濯しないので、汚れた洗濯物を数日置いておくことになります。
その間、汚れが洗濯物に定着してしまったり、菌が増殖してしまっているかもしれません。
前述の通り、洗って干した後はスッキリしているように見えているので私はこれでよしとしていますが、気になる人には合わない洗濯方法かもしれませんね。
毎日分けて洗濯すればいいんでしょうが、電気代や水道代というコスト面に影響しますから、私は当面この方法を採用します。
だいたい、タオルは2日に1回、夫のものは数日に1回、子どもらのものは毎日といったペースです。
タオルが臭くなることへの対策
いくら毎回洗濯していても、臭くなるのがタオルではないでしょうか。
しっかり洗っているつもりでも、いつしかしぶーい臭いになり、顔を拭くのを躊躇するようになるんですよね。
しかし、私はその問題を克服しました!
ただ、私の現在採用している方法が万人に受け入れられるとも限らないので、いろいろ試してきた方法とその効果を記載します。
皆さんのお力になれれば幸いです。
まずは、タオルが臭くならないようにする対策についてです。
私が最初にタオル臭うなぁと思い始めたのは、ドラム式洗濯機で液体洗剤で洗濯していた頃でした。
まずは液体漂白剤を一緒に入れて洗濯してみました。
しかし、改善はされませんでした。
液体漂白剤は、黒ずみなどの汚れは白くしてくれますが、臭いや菌には弱い印象があります。
その後、液体洗剤と相性がよいとされる粉末漂白剤を一緒に入れて洗濯してみました。
多少改善されたような気がしますが、臭くなる頻度が減っただけで、やはり臭くなりました。
その後洗剤を粉末に変えてみました。すると、驚くことにほぼ臭くなることはありませんでした。
ドラム式洗濯機と粉末洗剤は相性がよくないのかなと思っていたのですが、思いのほか効果てきめんでした。
その後、粉末洗剤がタオルに残っていたら嫌だなという思いが発生し、運よく縦型洗濯機を手に入れることができたため、今では縦型洗濯機で粉末洗剤で洗濯しています。
これで全くと言っていいほどタオルが臭くならなくなりました!
粉末漂白剤を使っても改善されなかったのに、粉末洗剤(漂白剤入り)で改善されるのは洗浄成分が違うのかなぁとか考えますが、よくわかりません。
とにかく、今のところストレスなく洗濯できているので、深く考えないことにします。
次に、臭くなってしまったタオルの対応方法ですが、これは、熱湯が一番です。
液体漂白剤や粉末漂白剤に漬けてみましたが、すっきりと臭いは取れませんでした。
ネットなどで調べると煮沸がいいという記事が出ますが、煮沸は面倒…。
ということで、私は洗面器に臭くなったタオルをぶち込んで、ティファールで沸かした熱湯をぶっかけてしばらく置いておきます。
するとすっきりと臭いが取れています。
今でも台所で酷使したタオルが臭くなった時などは、消毒を兼ねて熱湯をかけています。
薬剤を使わないので、なんとなくの安心感もあります。
まぁ、合成洗剤を使って洗濯しているので、関係ないですけどね。
台所のスポンジなども、変に洗剤を活用するよりは、ジャーっと熱湯をかけてやるのが一番いいような気がします。
水の性質による洗濯の工夫
私は今まで、茨城県、滋賀県、大阪府、兵庫県で洗濯をしていた実績があります。
その地域の水の性質によって、洗濯物の仕上がりが違うように感じています。
水があまりキレイでないと言われている地域では、生乾き臭が発生しやすいです。
そもそもの水がキレイではないということもあるでしょうし、その地域の浄水設備による水のキレイさも影響しています。
また、硬水か軟水かでも違いがあるようで、東日本では硬水のため、洗剤を多く入れたりという工夫が必要でした。
なお、滋賀県や兵庫県で洗濯したことのある地域は軟水かつ水がキレイだったようで、他の地域よりも洗濯の悩みが少ないように感じます。
我々夫婦は家を建てる際に、水がキレイかどうかも調べて土地を選びました。
引っ越しの決め手に悩んでおられる方がいらっしゃったら、こんなことも条件にしてもいいかもしれませんよ。
蛇足ですが、お茶をやっている友人は、地域によってお茶の味が変わると言っていました。
水の影響って食事や洗浄に及ぶので、結構重要ですよ。
干し方の工夫
洗濯物の干し方にもいろいろ工夫が必要と考えています。
共働きでお日様の下に干せないので屋根の下に陰干しだけどしっかり乾かしたいとか、昨今、花粉やPM2.5などが洗濯物を干している間に付着するなど脅され、できるだけ短時間で乾燥させて取り込みたいとか。
その人に合った干し方があるのではないでしょうか。
乾燥の方法としては、普通に外に干したり、部屋干ししたり、はたまた乾燥機を使用したり、浴室乾燥を使ったり。
私はすべてやります。が、一番多いのは外干しです。
そのために、我が家には洗濯を干すことを重要視したベランダを作ってもらいました。
→別記事参照
さて、そのベランダにはいくつかのパターンで物干し竿を設置しています。
まずは、しっかり日にあたる場所。
これは、別記事で写真を見た方ならわかると思うのですが、暫定対応の設置で恥ずかしいものの、直射日光に当たりよく乾くので、ここに干すことが一番多いです。
なお、恒久対応として、物干し台と物干し竿を設置しました!
昔からある、非常に基本的な物干し台です。
安心のモリ工業のものを使っています。
こちらを選んだ理由としては、一戸建てを購入し、よっぽどのことがない限り転居はしないでしょうし、動かすこともないと思ったので、ずっしり重いコンクリートベースのものにしました。
風の日でも安心です。台風でも倒れたことはありませんよ!
物干し竿は、少し奮発してアルミ製のものを採用しました。
雨ざらしの場所に設置するため、錆びないようにというのが一つの理由です。
錆びたら、シーツとか干すのにはばかられますよね。
それから、強風時に竿を外すのに軽いというのがもう一つの理由です。
次に屋根の下。突っ張り棒式の物干し台を設置しています。
そしてもう1つは可動式の物干し。
既設の物干し竿では足りない時や、布団やシーツなどを干すときに活用しています。
これが案外便利で、天気が良くない日の部屋干しや、浴室乾燥する際にも使用しています。
軽くて持ち運びがしやすいので、洗濯物が乾きにくい冬場は1階と2階を行ったり来たりして、大活躍しています。
そして、干し方ですが、一番重要なのは風通しをよくすることです。
日に当てるのが一番乾くのかと考えていたのですが、強烈な紫外線となる夏場以外では、日に当てるよりも風通しを重視する方がよく乾きます。
実際に、バスタオルを日に当たるように物干しに直接干すよりも、陰干しになるけれども屋根の下に風が通りやすくピンチにだらーんと並べて干す方が早く乾きます。
この写真の左側には日陰に、右側には日光のあたる場所にそれぞれタオルを干していますが、日陰にだらーんと干しているタオルのほうが早く乾きます。
あ、この写真では、時間的に左側も日光が当たってしまっていますが。
そして、当然ながら、同じタオルを干した場合です。
次に、シャツ類の干し方ですが、これは袖がだらーんとなっていると、わきの下の部分が乾きにくいです。
衣文掛けは言い過ぎですが、袖の部分が長めのハンガーの方が袖が持ち上がって乾きやすいです。
ズボン類は、ポケットがある場合はひっくり返して干す方が乾きが早いように思います。
私が早く乾くことを重視しているのは、外に干す時間が短い方が利点があるからです。
まず1点目は、日に当たると衣類は劣化します。
一番顕著なのが色落ちです。
私は変に几帳面なところがあり、毎回同じ向きにハンガーにかけ、同じ方向を向けて洗濯物を干していたら、よく日が当たる部分だけ(その時は左肩の部分)色落ちが激しく、カッコ悪い服を量産してしまったことがあります。
そして2点目は、花粉等の汚染対策です。
私がお肌よわよわなのと、子どもがベイビーなため、気にしています。
花粉やPM2.5の付着を防ぐためには、極力短時間干しておくのがよいとされます。
花粉の対策としては、午後から空気中の花粉が増えるそうなので、午前中に乾かして取り込んでしまうのがいいというのを専門家が仰っていたのを聞いたことがあります。
あとは余裕があるのであれば、乾燥機で乾かす際、脱水後の衣類を広げてから入れるときれいに乾く気がします。
私が休職中で時間に余裕があるときには、全自動洗濯乾燥機を使っていても、洗濯でいったんとめて、洗濯物を広げてから乾燥をかけていました。
浴室乾燥を使用するときも、一番乾くのは風がよく当たるところなので、タイマーでつけっぱなしにせず、途中で干す場所を入れ替えたりしました。
そうすると、乾燥時間も短くなり、コストカットになります。
まぁ、こんな面倒なことは時間があるときしかできませんけどね。
使いやすい洗濯カゴとは
洗濯カゴは3つ使っています。
2つは汚れ物を入れるためのもので、子ども用と大人用で分けています。
洗濯を分けてするので、分かりやすいようにということと、なんとなく子どもの衣類と汚れた大人のものを混ぜたくないという気持ちからです。
もう1つは洗った後のものを入れるものです。洗濯物を干すときと取り込むときに使っています。
汚れ物とキレイなものを同じカゴに入れるのが嫌なので、このようにしています。
汚れ物を入れるものは、プラスチック製のものと布製のものを使っています。
プラスチック製は穴が開いていて、通気性が良くなっているものです。
湿った洗濯物がカビるのを防ぐためです。極力乾かしてから入れるようにしていますが。プラスチックなので、お手入れもしやすいです。
布製は綿にポリエチレンでコーティングされていて、防水仕様になっています。
これもお手入れしやすいです。
ただ、上部に巾着のように絞れる布の蓋?のようなものがついていましたが、それはカビました!
何のためについているのかわからないので切り取ってしまいました。
汚れ物は毎日発生するため、常時洗濯カゴを置いておくという運用をしているので、特に収納のことは考えず選びました。
ただ、あまり場所を取るのは困るので、プラスチック製のカゴは縦長のものにしています。
さらに、布製のカゴは、プラスチック製のカゴの上に重ねておいて、省スペース化を図っています。
洗った後のものを入れる洗濯カゴは、現在ちょっと悩み中です。
選ぶポイントはいくつかあります。
①洗濯をした後と取り込むときしか使用しないので、折りたたんで収納できること
②濡れたものを入れるので乾きやすいこと
③洗ったものを洗濯機から移しやすく、干すときに洗濯物を取り出しやすく、乾いた洗濯物を取り込みやすいこと
これらを満たすものが案外難しいのです。
従前に使用していたものはこういうタイプのモノです。
100円均一で購入しました。
①と②を完全に満たしていて③もほぼ問題はなかったです。
ただ、濡れた洗濯物を入れて洗濯機から2階のベランダまで移動すると、どうしても重さに耐えられず、3年ほど使用したらついに壊れてしまいました。
取っ手の布が完全に破れ、ワイヤーの骨が飛び出して分解されてしまいました。
完全に壊れるまで、何度か補強したりもしたんですが、ついに全壊です。
機能的にはすごくよかったのですが、この作りの弱さはかなりしんどいです。
取っ手の布も弱いですが、そもそも骨となっているワイヤーも脆弱な感じです。
持ち運びするのに、せっかく取っ手があるのにそれを持ったら壊れてしまうので、運びにくい。
ということで、今はカバンタイプのこういうモノを使用しています。
これは300円均一で購入したもので、コインランドリーに行くときに洗濯物を入れるバッグのようです。
これも①と②は完全に満たしています。
ですが、③が微妙です。
洗濯物の出し入れは、肩ひもを肩に引っ掛けながら行うとやりやすいのですが、それでも洗濯物を干すときはそうはいきません。
重たいので地面に置いておきたいのですが、いかんせん自立しないので取り出しにくい。
場合によっては洗濯物がびろーんと外に飛び出してしまうという。
ベランダで干すときは、床がそれほどきれいなわけではないので、いちいち気にしながら取り出さなければならないのが非常に面倒です。
ただ、持ち運びは非常にしやすい。
ということで、この2つ、どちらも一長一短でして、この次はどのようなものにするのか検討中です。
使いやすいものがあれば、ぜひ教えてください!
柔軟剤がどろどろになったときの対処方法
柔軟剤、早く使い切らないとドロッドロになって使い物にならなくなるときがありませんか。
夏の暑い日々を使い切らず過ごすと、水分が蒸発するのか粘度が増し、香りなどは問題なくとも、液体ではなくなってどうしようもなくなります。
そのまま捨ててしまうのが正解なのかもしれませんが、なんだかもったいなくて。
対処法をいろいろ調べましたが、いい方法がありませんでした。
ちなみに、ネットで調べた対処法としては、水を混ぜる、とか、熱を加える、というものがありました。
水を加えるのはなんとなく品質が悪くなりそうで(いや、もうだいぶ悪くなってるんだけども)実施していません。
熱を加えるは、湯煎にかけるなどやってみたんですが、そのときはちょっとトロトロになるんですが、またすぐに元通り。
というか、ますます悪化するような気さえしました。
ただある日、思い立って、同じ商品の新しいものを、ドロドロのものの3分の1の量くらいを加えて混ぜてみると…。
お、なんか、サラッとした。使える。
使用しても、問題はないような感じがする。たぶん。
ということで、私の編み出した方法は、新しいものをさらっとするまで混ぜる。です。
劣化した柔軟剤がもったいない、でも、同じ商品を使い続けたい、と思っている方は、ダメ元で試してください。
まぁ、メーカーさんはやめてほしいと思いますけどね…。
今後もがんばります!
大好きなお洗濯ですが、まだまだ向上の余地ありです。
今後も研究を重ねて、さらに洗濯技術を高めていきたいです。
新しい発見があれば、この記事をどんどん更新していきます!
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