話題の台湾パイナップルを食べてみました!

台湾パイナップル 非日常を楽しむ

昨今、巷で話題になっている台湾パイナップル。
中国が輸入制限したためにダブついた商品を日本が輸入することになり、日本でも台湾パイナップルを食べることができるようになると。
台湾パイナップルとは、甘くて、芯まで食べられる、日本で流通しているフィリピン産のものとは全然違うとか。
これは、パイナップル好きの私は食べないではいられない!
ということで、早速購入して食べてみよう!ということになりました。

買いたいけど、どこで買えるのか…

ネットで調べてみると、日本の大手スーパーで取り扱われるとか。
と、言われましても。
個人のブログとかにイトーヨーカドーとか、イオンとか、どこから得たのかわからない情報が載っていますが。
参考になるのかならないのか。
ということで、3月上旬頃から、スーパーに買い物に行ったときに、必ずチェックするようにしました。
私は関西在住なので、関西圏のスーパーになります。
よく行くマンダイ、ダイエー、阪急オアシス、イオンでは見当たりませんでした。
売り切れというか、そもそも売り場がないので、仕入れ予定がないか、あってもまだ店頭に並ぶ段階ではないということですね。

しかし、ついに遭遇しました。
それは、3月下旬のある日。関西のマックスバリューにて。
やったー!!ついに見つけた。
ネットで出ていたイオン系列で取り扱われるという話は本当だったんですかね。
先週、イオンで探しても見当たらなかったのですが、ついに入荷したんですね。

果物売り場で、全然大々的ではなく、とあるかごに、ちょこんと並べられていました。
カットではなくて、丸ごとです。
残り2個だったので、それなりに売れているのかな。わかりません。
でも、とにかくゲットできたことに大満足です!

品種、価格、大きさは?

少し小ぶりです。実の部分の高さが20センチくらいでしょうか。
よくフィリピン産のものでも店頭に並んでいるくらいの大きさです。
大きいパイナップルではなくて、中くらい、という表現が合いますかね。

価格は、598円(税抜)でした。
同じくらいのものでフィリピン産のものであれば、398円くらいで売られているイメージです。
だから、少し高い?
でも、今回購入したものは、芯まで食べられる品種のものでした!
だから、可食部分が違うので、一概に価格の比較ができません。

品種は「台農17号」というものでした。
まぁ、今までパイナップルの品種なんて気にしたことがないので、フィリピン産のものがなんだったのかとか全然わかりません。
だから、これが台農17号だからといって、何がどうということは書けないんですけど…。

パイナップルをカットしてみる

お恥ずかしながら、パイナップルが好きと豪語しておきながら、今まで丸ごとのパイナップルを切り分けた経験がございません。
しかし、今回購入したパイナップルには、カットの仕方が書いてあったので、問題なしでした。
その後、他の種類のパイナップルも購入しましたが、だいたいタグの裏には切り方が丁寧に書いてあります。
そもそも、パイナップルのカットのネックって、私的には芯を取り除く作業だと思うんですけど、こちらの台農17号は芯まで食べられるので、その心配がナッシング!
ということで、安心して購入できましたよ。

とりあえず、説明書の通りに切っていきます。

台湾パイナップル カット前

まずは、頭とお尻を切り離す、と。

台湾パイナップル カット中

切ってみると、果実の柔らかさがわかります。
スジスジした感じもありません。

その次に、縦に切り分ける、と。
6つに切り分けてみました。
大きいサイズであれば8つくらいに切るほうが扱いやすいですよ。

台湾パイナップル カット中

そして、皮と実の間に包丁を入れ、皮を切り落とします。

台湾パイナップルカット中

とにかく、果実が柔らかいので非常にやりやすいです。
半分まで切り離したら、反対方向から包丁を入れるとやりやすかったです。
ほんと、全然筋っぽさがないですね。

あとは、食べやすい大きさに切り分けるだけです。

切り分けた台湾パイナップル

見るからにジューシーです。
無地のお皿にすればよかった。ミスドの景品ですね。これ。

思っていたより簡単な作業でした。
半分にカットされているだけのパイナップルを購入することがあるのですが、いつもスジスジして切りにくかったり、芯をどこまで除いていいのかわからなかったりで往生するんですけど。
こちらの台湾パイン、全く問題なしです!

いざ、実食!!

結論から言うと、とっても美味しい!!です。

まず、味はとても甘いです。
パイナップルの味なんですが、甘いんです。
鼻を抜ける香りが少しココナッツのようで、南国を感じます。
そして、食べたあとのビリビリ感が全くありません。
夫はこの舌がビリビリする感じが苦手らしいのですが、こちらはそれがないからとっても食べやすかったようです。
めちゃおいしいと、遠慮なく食べてました。

それから、食感としては、切っているときに感じていたとおり、全然筋っぽさがない!!
パイナップル特有の繊維っぽい果実なのですが、それがあとに残ったりすることは全然ありません。
とても歯切れがいいです。

芯が食べられるということで、芯を取り除かずにカットしましたが、芯の部分は若干歯ごたえがありさっくりした感じです。
それ以外の実の部分は柔らかく甘みが強いので、ちょっとしたアクセントになります。
芯までジューシーというのは言いすぎですが、一般的なパイナップルの芯は、ガシガシして、味も薄いので食べられたものではありませんので、全然別物です。

まぁ、私は今まで食べていたパイナップルとは全然違う味がするのかなと予想していたので、食べた瞬間は普通に美味しいパイナップルやな、と思っただけだったんですが。
食べ進めると、全然違いました。
ほんと、美味しいです!


また買いますか?

ということで、台湾パイナップル、とっても美味しかったことはおわかりいただけたかなと。
ただ、これからも購入し続けるか、というのが、大事なところですよね。

1つ、だいたい600円。半分を一度に食べました。
だいたい、カットしたパイナップルの大パックくらいなので、これも300円くらいですかね。
そう考えると、味はかなり美味しい…。お買い得…。
あとは、カットする手間を考えると…。
うちは子どもが小さくて、だいたいどんなフルーツを購入しても処理しないといけない。
ということは、はい、また買います!
とっても美味しいです!!

もうちょっと日本でも流通量が増えて、すぐに買えるようになるといいなぁと思います。
そして、欲を言うと、流通量が増えることにより、価格も下がってくるとなお嬉しい。
次はどこで出会えるでしょうか。

いろいろな台湾パイナップルを食べ比べてみました

その後も、スーパーに行くたびに台湾パイナップルを探し続け、見つけるたびに購入しました。
購入した店によって、生産者が違う(当たり前かな)ようで、少し違いがありました。
ですので、ここでこれまで食べたパイナップルの種類ごとに、特徴をまとめたいと思います。
一番おいしかったものも、最後に紹介しますよ!!

調べてみると、輸入される台湾パイナップルは、だいたいが今回私が食べた「台農17号」という品種らしいです。
ただ、ついているタグが違っていて、書いてある商品名も違います。
一番最初に買ったパイナップルは、アイキャッチ(トップ画像)のタグがついたもので、「パイン一筋30年の張村長がつくりました」とアピールされていました。

次に購入したのは「DOHO STYLEパイン」というものでした。

台湾パイナップル DOHO STYLE 金鑚パイン スーパー

こちらは日本人の堂さん(だったかしら)が作っているパイナップルとかなんとか。
金鑚パインという商品名になっていますが、これも品種は台農17号のようです。
我が家で数回購入して食べた感想としては、張村長のパイナップルのほうがかなりおいしかったように思います。
個体差があるかもしれませんが。
DOHO STYLEの方は、若干ぴりぴり感があるように感じました。

さらに、「極(きわみ)」というものも見つけ、もちろん購入して食べました!

台湾パイナップル きわみ 極 平和堂

極みというくらいなので期待したのですが、普通の台湾パイナップルでした。
個体差かもしれませんが、少し酸味が強いです。もちろん、美味しいですけどね!!

その後、「樹上紅」というものも購入しました。

台湾パイナップル 業務スーパー 樹上紅

こちら、日本語表記は一切なかったので、台湾国内か、中国用の商品がそのまま日本に入ってきた感じですかね。
もしかすると商品が古かったのかもしれませんが、若干味が薄いように感じました。

一番のオススメはピンクのタグのついた張村長のやつです。
ダントツです!!
何度も購入して、確信に変わりましたよ。
ジューシーさ、食感、甘さ、香り、これこそ噂に違わぬ台湾産のパイナップル!という感じです。
複数種類売られていたら、迷わずこちらを選んでください。間違いありません。
カットしている時点で、他のものとは違うって実感します!!

一番よく売られているのがDOHO STYLEですかね。
張村町のは何度か購入して一度もハズレがなく、一番気に入ったのですが、他のものは鮮度の差なのか品質にが安定していない感じがします。
同じ商品でも、めちゃ美味しいときとそうでもないときがあります。
たくさん並んでいる時は、葉っぱが青々としていて、お尻のカビが少ないものを選ぶといいかもしれません。
あ、台湾パイナップルは、ジューシーで糖度が高いせいか、だいたいお尻がカビてます。
古いのかしら。なぞです。気にせず、切り落として食べてますけど。

売っているお店と扱っている商品をまとめてみます

2021年6月上旬までで、関西圏に住んでいる私が確認したお店の販売状況をまとめてみますので、よろしければ参考にしてください。

【売っていたお店(取り扱っていた商品)】
イオン(張村長、カットしたものもありました)
マックスバリュー(張村長、他もう1種類ありましたがまだ購入できていません、カットしたものもありました)
ダイエー(DOHO STYLE、極)
ラッキー(DOHO STYLE)
平和堂(DOHO STYLE、極)
フタバヤ(DOHO STYLE)
業務スーパー(樹上紅)
阪急オアシス(極)
万代(商品は不明ですが、カットしているものがありました)

【売っていなかったお店】
なんと、私が探し始めてから訪れているすべてのスーパーが、一度は取り扱っていました!!
5月下旬時点で、だいぶ日本(関西圏)に流通しているようです。

あくまで、私がお店に訪れたときの状況なので、現状はどうかの保証はありませんのでご了承ください。
もちろん、前回はあったのにもうなかったとか、前はなかったのに今はある、ということもあります。
常時置いてあるというのはなさそうです。
価格、大きさも、様々でしたよー。

台湾パイナップルに出会えなかった方々へ

とはいえ、まだまだ台湾パイナップルは、いつでもどこでも入手できる代物ではない状況です。
しかし、台湾パイナップルが話題になった影響か、フィリピン産のパイナップルで特に甘さを売りにした商品もちらほら目にします。
沖縄産のパイナップルも今までより目にするようになりました。
前よりもパイナップルの種類のバリエーションが増えたように思います。
台湾パイナップルが甘い甘いともてはやされていますが、フィリピン産のパイナップルもとっても美味しいですよ。
ぜひ、いろんな種類のパイナップルを食べ比べてみてください。

そして、私、ふぁじ子は、いつでもどこでもおいしいパイナップルを求めています。
コストコでパイナップルを買い漁ったお話は、こちらにまとめていますので、よろしければ参考にしてください。

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