長持ちする使いやすいフライパンはステンレス製なのかもしれない

ステンレスフライパン 日常を楽に

テフロンコーティングのフライパンの寿命が短すぎてつらい。

多くの人々が抱えている悩みだと感じています。
なんせ、うちのこの記事には、多くの方が悩みを抱えてたどり着いているという事実があります。

ティファールもセンレンキャストも、すごくいいテフロンコーティングのフライパンです。
とにかく、使いやすい。
お手入れもしやすい気がする。
そして、私が一番いいと思っているのは、油を引かなくてもくっつかないということです!!

しかし、すぐに自慢のテフロンコーティングがダメになってしまう!!
使いやすいのが裏目に出て、いろいろと料理を作って、それで寿命を早めているという悲しい現実です。
実は、記事で長持ちしますと紹介したテフロンコーティングのフライパン、1年持たずくっつくようになってしまいました。
家族が増えた上、コロナでおうち時間がかなり増えて料理する回数や量が増えたせいですかね。
いや、テフロンコーティングは全然剥げていないですよ。普通に考えたら、全然寿命じゃないんです。
油を引いたら一気に解決、なんです。
でも、あまりにいいフライパンなので、私の求めるレベルが上がってしまい、油なしで少しでもくっつくとイライラするようになってしまったのです。
なんのためのテフロンコーティングやねん、とね。

テフロンコーティングのフライパンは消耗品のようです

我が家の場合、ティファールの上位モデルやセンレンキャストを使用しても、1年使うか使わないかでコーティングの劣化が感じられます。
それ以降は、フライパンに油を引かないと使えないようになってしまいます。
悪くなったら買い替えたらいいとは思うのですが、それなりに高級なものですし、見た目は全然普通のテフロンコーティングのフライパンなので、捨てるのはもったいない。

ある日、ティファールのアウトレット店に行ったとき、コーティングが2倍長持ちの新製品が売られていました。
そして、その隣に、その前のモデルが新製品の半額未満で売られていました。
お店の人と話をすると、値段的に前のモデルを2つ買う方が得ですよと言われました。
つまり、やっぱりテフロンコーティングのフライパンって、使い捨てなんですね…。
まぁ、在庫を一掃したいからそうおっしゃったのかもしれませんけど。

私にとって、現在使っているフライパンはかなり高級品です。
それを消耗品として使うのは非常に心苦しい。
もっと長く使い続けられるフライパンはないものかと思うようになってきました。

ふぁじ子、ステンレスフライパンの存在に気づく、の巻

最近、ビタクラフトのステンレスの鍋を使っていて、すごく料理がいい感じに作れて気に入っていました。
そうか、ステンレス製のフライパンがあるな。
料理人、例えばフレンチとかイタリアンのシェフなんか、おしゃれな感じで使っているイメージあるな。
キューピーのCMでステンレスフライパンでおいしそうなもの作ってるな。
と、思いつきました。

そこで、ステンレス製のフライパンはどんなもんだと調べてみました。

なんと、肉や魚など、脂のある食材なら油を引かないでもくっつかないとか。
コーティングがないから、めっちゃひっつきそうなイメージだったので、驚きです。
しかも、ステーキをよく焼く我が家にぴったり。
そもそも、ステーキとかをよく焼くから、テフロンコーティングが傷んでいたように思いますし。
その上、熱伝導がよく、保温性も高いので、おいしく調理できるとか。

信じがたいですが、こびりつきも少ないようで。
洗う際も、急激に冷やしたり、ガシガシこすっても問題ないと。
使ったらそのままお水にさぶ~んと浸けておいて、後からガシガシと洗えばOKということ。
テフロンコーティングとは正反対です。
その上長持ちするって、最高じゃないか。

もちろん、気になる点もあります。

ステンレス製、かなり重い。
フライパンを振るような料理は不可能でしょう。
取り回しや洗い物をするときなど、力が弱い人にはしんどいかもしれません。
まぁ、うちでは洗い物係が力自慢の夫なので、料理するときの心配だけしたらいいのですが。

そして、テフロンコーティングの商品と比べると、少々お値段が高いです。
ただ、長持ちするということなので、コスパ的にはテフロンコーティングよりもお得なはず。知らんけど。
テフロンコーティングは1年しかもちませんが、ステンレスならそれよりも長持ちするはず。知らんけど。
例えば、ビタクラフトは10年保証をしている。ということはそれ以上はもつってことでしょう。知らんけど。
短く見積もって、5年使えるとして計算すると1万円のものでも、1年で2,000円…。
ということはテフロンコーティングよりもコスパがいいと考えられます。

5年使うことができれば、消耗品だと思って心を痛めることもない、かな。

ステンレスフライパンには、どんな商品があるのか

ステンレスフライパン、今まで気にもしていなかったので、どんな商品があるのか全然知りませんでした。
テフロンコーティングはアルミのものが多いので、作っているメーカーもぜんぜん違うようです。
キッチン用品のオシャレっぽいメーカーが並んで、ちょっとテンション上がります。
こんなのがいいなぁと思った商品をご紹介してみます。

フィスラー クリスピープレミアム 28cm

ステンレスフライパンといえば、フィスラーじゃないですか。
イメージ的に、かっこいいですよね。
結構いいお値段ですが、これがうちのキッチンにあることを考えると、テンション上がります。
料理にテンション、重要です。作る気になりますから。

ツヴィリング バイタリティフライパン 26cm

実際にお店で見て、使いやすそうと思いました。把手もオシャレ。
しかも値段も手頃でめちゃ魅力的です。
ただ、一番大きいサイズが26cmです。もう少し大きいのが欲しいんです。
大きなステーキを焼くので。

オールクラッド フライパン 10インチ(25cm)

調べるまで全然知らなかったオールクラッドは、アメリカの主婦の憧れのブランドだそうです。
勝手なイメージですが、肉を焼くのに長けたアメリカの人々が選んだものであれば、おいしいステーキが焼けそう。
内側に鋲が打ってあるのが洗いにくそうなのと、長年使用したときに汚れの蓄積がどうなるのかが心配です。

ビタクラフト フライパン コロラド 26cm

実際にビタクラフトを家で使っていて、その良さはわかっています。
コロラドシリーズは縁がなくてすごく洗いやすそう!
蓋も落し蓋で、すっごくスタイリッシュな感じです。
ただ、こちらも一番大きいサイズが26cm。もう少し大きければ値段的にも大本命!!

ビタクラフト フライパン ウルトラ 27cm 補助把手付き

ビタクラフトの最上級モデルです。結構なお値段です。
全面9層という超多層構造で、熱伝導や保温性が抜群、めちゃおいしい料理が作れそうです。
20年のロングセラーシリーズだったそうなんですが、ちょうど購入時にリニューアルすることになったようで。
少しお得な値段になっていました。
おそらく、在庫限りで販売終了です。
新しいモデルは、「ウルトラコパー」というようで、すばらしく高級なお値段となっておりますね。


決して安くない買い物なので、そもそもステンレスフライパンを購入するかどうかを含めてかなり悩みました。
その結果、我が家では、最後にご紹介したビタクラフトの最上級モデル、ウルトラを購入しました。
いろいろな商品がある中でこちらを選んだ理由は下のとおりです。

・サイズが大きいものがあった。さらに補助把手がついているので、いくらか運びやすいかな。
・内側に鋲がなく、手入れしやすそうだった。
・本当に10年持つのであれば買い替えるということがない。なので、思い切っていいものを。
・リニューアル時期だったので、定価に比べてとても安くなっていた。
・我が家の用途にぴったりなので、とにかく使ってみたかった。

ステンレスフライパンデビューしてみた感想

ステンレスフライパン、実際に家のキッチンで手にすると、思っていたほどは重くない。
でも、とても振り回すことはできなさそうです。
それにしても、かっこいい!!ぴっかぴかで、料理のやる気がわき起こってきます。

早速、ステーキを焼いてみることにしました。
使い始めは、しっかりと洗っただけ。
油慣らしとかは特に必要ありません。
しっかり熱してから肉を乗せて、蓋をして、しっかり焼けたらひっくり返して反対側を焼きます。
以上。
全然ひっつかないかと言われると、ひっくり返すときにちょっとはがさないといけない部分がありましたかね。
とはいえ、焦げ付いているというわけではないです。もしかして、焼きが甘かったのかもしれません。
しかし、熱伝導がよく、早く焼けます。表面がこんがりして、見た目もすっごく美味しそう。
そして、美味しいです。なんとなく、お肉がジューシーに仕上がる感じがします。なんとなくです。
肉を取り出した後は、熱いまま水に浸けておいたので、強くこすることなく洗うこともできました。
その洗やすさに、大変感動していました。夫が。
テフロンコーティングのフライパンでは、焼くのに時間がかかるので、焦げ付いて洗うのが大変でした。
熱いまま水に浸けることも、強くこすることもできないので、大変困っていました。夫が。
洗やすさが格段に上がったようです。
ただ、もしかすると非力な人は、重いから疲れるかもしれませんね。

しばらく使ってみた感想

ステンレスフライパンデビューしてからしばらく使い続けまして、いろいろわかったことがあります。
良かった点や気になったところ、適した料理はなんなのか、などなど、まとめてみます。

ステンレスフライパンの良さ

・油を引く必要がなく、ヘルシー
肉や魚などの脂のある食材は、油を引く必要がありません。
つまり、無駄な油の摂取をせず、いくらかヘルシーに食べることができます。
テフロンコーティングのフライパンだからこそ油を引かなくてもいいと思っていたので、とても嬉しいことです。

・食材をとっても美味しく調理することができる
短時間で高温で火を通すからか、肉や魚がとても美味しく焼けます。
旨味を逃すことなく焼けるんでしょうか。
確かに、焼いているときに出てくる水分がだいぶ少ないです。

・とにかく、洗いやすい
夫が毎回感動しています。
使った後は、あっちっちーのまんま、水に浸けておけます。
しばらく浸けておくと、それだけで焦げ付きが剥がれていることもあります。本当です。
どんな料理に適しているかあれこれ作っていたときに、一度だけ大失敗して焦げつかしたことがありますが、その時はクレンザーでこすっていました。
テフロンコーティングだったら、絶対ダメですよね。
まぁ、普通に使っていたら、ガチガチに焦げ付くことはまずなく、強くこすらなくとも洗えるようです。

・こんな感じだと、たぶん長持ちする
フライパンの弱点はコーティングの剥がれだと私は思っています。
その心配がないので、ステンレスフライパンはたぶん長持ちするのではないかなと思っています。

ステンレスフライパンの困ったところ

とにかく、重い。
力の弱い人は、フライパンを振る料理はほぼ不可能です。
振ることはできますが、振り続けることはできません。
あとは、洗うときや片付けるとき、料理を盛り付けるときに、取り扱いがちょっとしんどいです。
大きいサイズのフライパンだから余計かもしれません。
小さいサイズならば、そこまではって感じですかね。

こんな料理が美味しく作れます

・もちろん、ステーキ!!
油を引かなくても大丈夫です!先に書いたように、すっごく美味しく焼けます。
両面をカリッとしっかり焼いて、その後そのまま放置すると予熱で火が通ります。

・鶏肉のグリル
皮目をしっかり焼いて、それからひっくり返して焼いて、しばらく予熱で放置です。
皮パリッ!身はふっくら!!すごく美味しいです。

・少量のカレー
具材は美味しく火が通りますし、焦げ付いたりしないから、洗い物がとにかく楽!!

・茹で野菜
これは無水調理ができるビタクラフトに限るかもしれません。
少量の水とお塩を入れて蓋をして茹でると、とっても美味しく茹で上がります。
スナップえんどうやアスパラなど、甘い野菜がおすすめです。

・タレ付きの肉
案外、タレが付いたお肉でも、焦げ付かずに焼くことができます。もちろん、油を引かずにですよ。
生姜焼きや、タレの付いた肉の野菜炒めなど作りましたが全然問題なく美味しく作れます。
しかも、洗うのも楽です。

・魚のムニエル
魚に小麦粉まぶして、熱したバターで焼くだけです。
皮目はパリッと、身はふっくら焼くことができます。
こちらも焦げ付くかなぁと心配したのですが、全然問題なしですよ。

これは、テフロンコーティングフライパンに任せましょう!

・パンケーキ
無謀にも油を引かずに挑戦しましたが、あえなく敗退です。当然か。

しかし、まだこれ以外に失敗したものはありません。
引き続き、いろいろチャレンジします。


ということで、現在我が家では、パンケーキ以外はステンレスフライパンで調理するようになりました。
これで、テフロンコーティングのフライパンも、必要なときだけ使うことで長持ちするはずです。
どうしてもテフロンコーティングのフライパンが必要なときって、ありますよね。

ステンレスフライパンは、なんとなくですけどおいしく料理が作れますし、汚れも落としやすく洗いやすいと夫が喜んでいます。
おうち時間が増えて、料理することが増えた今、購入してよかったと思っています!

引き続き、どんな使い方ができるか、どんどん挑戦していきます!!


コメント

タイトルとURLをコピーしました