2016年の冬にブロッコリーを植えて栽培していたのですが、主にメンテナンスを行う私が寝込んでしまっていたので、十分に育てることができず、ようわからんまま終わってしまいました。
ただ、放っておいた割にはなんとなく大きく育っていたような記憶があります。
ブロッコリー、ちょろいな、と思って、今シーズン育てることにしました。
せっかくなので、2018〜2019年の冬シーズンに、いろいろな種類にチャレンジしました。
それらの感想を簡単に記録しておきます。
- スリム(1株)
スティック状で、側枝がたくさん育つタイプ。
以前も育てましたが、普通においしく、たくさんできるからちょこちょこ食べられます。
- 夢ひびき(1株)
説明の写真には、それなりに大きい花蕾が3個収穫されているところが写っていました。
大きいのがいくつか収穫できるのかと期待して選択しました。
結果、一番上に大きなのができて、側枝としていくらかできましたが、不作でした。
- なるなるブロッコリー(2株)
今回は日当たりが悪かったのか、株間が狭かったのか、すごく不作でした。悲しい。
一番上の花蕾もそれほど大きくならず、側枝はしょんぼりな感じ。
側枝の数はそれなりに多かったんですけどね。
たぶん、ちゃんと育てていたら側枝がもっと大きくなっていたと思うのですが、今回は赤ちゃんブロッコリーがいくらか収穫できたくらいでした。
味はおいしかったのに、残念。
- アレッタ(2株)
スティック状の側枝がたくさん育つタイプ。
ケールとの相の子らしく、栄養価が高いらしいけど、すこーしだけ味にくせがあるかな。
植えた場所がよかったのか、すごくたくさんできて、今シーズン一番食べられました。
これだけ収穫時期が3月から4月でした。
このシーズンは、夏野菜の後の畑のメンテナンスを怠ったためか、全体的な出来があまりよくありませんでした。
次回は、もっとしっかり土づくりをし、株間をもうちょっと広くとって栽培したいと思います。
アレッタみたいにざくざく収穫できて、味は無難なブロッコリーがいいので、どんな品種を選ぶかはもうちょっと検討したいと思っています。
でも、全体的にポテンシャルを十分に発揮させてあげることができなかったので、うまくいけばもっとたくさん収穫できそうな雰囲気のある、「なるなるブロッコリー」はもう一度チャレンジしてみたいです。
しかし、そんなに不作であっても、採れたてのブロッコリーはめちゃおいしい。
おススメは、収穫してすぐに水洗いして、レンジで加熱です。
湯がくよりもうま味が凝縮されておいしい気がします。
友人に振舞った際には、青い味がすると言われてしまいましたが、やたらぱくぱく食べていたので、いい意味だったのだと受け止めておきます。
ちなみに、ブロッコリーの敵はムクドリです。
葉っぱがことごとく食べられてしまいます。
以前育てたときは、私が寝込んでいて昼間は家がシーンとしていたので、めっちゃやられましたが、今回は暴れん坊(娘)がいるためか被害は少なかったです。
葉っぱを食べるだけで、人間が食べる部分には害はないので特に対策しませんでした。
ネットでは対策している人もいますが、あまりうまくいっていないようですね。
気にしないのがいいのかもしれません。被害状況によりますが。
さて、2019〜2020年の冬シーズンも、ブロッコリー栽培しています。
今回は、昨シーズンの反省を活かし、しっかりと土を作り株間を広めに取ってみました。
また、選んだ品種は、昨シーズンの4品種から、アレッタ以外の3品種を2株ずつ植えました。
アレッタは、やっぱり味がちょっと独特で。
ということで、10月後半に作付けし、12月中旬現在、昨年よりは大きく育っているように思います。
ただ、虫除けネットを張り巡らせているにも関わらず、その中にちょうちょが入り込んで、虫にだいぶ食われてしまいました。
一株だけ、新芽の部分をガッツリいかれたものがあって、それはかなり成長が遅れています。
ただ、一時はもうダメかもというくらい壊滅的な感じでしたが、今はなんとか育ってはきています。植物って、強いですねぇ。
あとは、日当たりの良し悪しが成長の速度に大きく影響するように思えます。
冬期はだいぶ日照時間も少なくなるので、今後どうやって植えるかはまだまだ課題があります。
3月後半時点での結果を記載します。
気温が暖かくなり、日照時間が長くなってきたら急に成長しました。
シーズン終わりの追い上げがなかなかすごかったです。
寒い間は全然食べられなかったのに、3月に入ってからザクザク収穫できます。
植え付けの時期をもっと早く(暖かいうちに)すると、もっと大きく成長するのかもしれません。
そして、今シーズンは真剣に味を食べ比べしました。
その結果、スリムが一番美味しかったです。しかも、一番収穫できた気がします。
茎の部分が非常に甘く、子どもはおやつがわりに食べています。
直売所で購入したことのあるスティック状のブロッコリーは、なんとなくカスカスな食感ですが、うちで採れたものは非常に柔らかく瑞々しいです。
前にも書きましたが、採れたてを電子レンジでチンして食べるのがおすすめです。
次のシーズンはスリム一択いきたいと考えています。
ただ、スティック状のブロッコリーで有名なスティックセニョールというものがありますが、それはどんなものなのか非常に気になります。
いい苗と出会えたら、一度挑戦してみたいです。
さて、今シーズンは栽培しなかったアレッタなんですが、すごいことが起こりました。
昨シーズン、引っこ抜いた苗を庭の隅っこの砂利に捨ててほったらかしておいたら、なんと今シーズンも立派に育っていました!
びっくり!!
元気に育っていたので食べましたが、やはり、アレッタはアレッタの味でした。
栄養価は非常に高そうな味です。
丈夫な品種ということもよくわかりました。
手入れが面倒だというズボラな方におすすめです。
さて、やってきました、2020〜2021年シーズン!
今シーズンもブロッコリー、栽培しますよ!!
品種はもちろん、スリム!こちらを4株と、今回は茎ブロッコリーとしてメジャーな「スティックセニョール」も2株植えてみることにしました。
やっぱり、茎まで食べられるブロッコリーは少量ずつ収穫できるということと、何よりおいしいのがいいところです。
味比べをするのがとても楽しみです。
そして、昨シーズンまでの課題に対して、さらに対策を講じてみました。
まず、植え付けが遅いのではということで、9月中頃に植えてみました。
例年は夏野菜が9月になってもジャンジャン収穫できるので畑の片付けが遅くなり、10月くらいに植えていたのですが、今年は夏野菜も早く初めて、さらに猛暑で苗もだいぶしんどくなっていたのか、9月上旬には片付ける勇気がわきました。
また、日当たりが悪いことによって、育つのがとっても遅くなります。
ですので今回は例年以上に株間をあけました。
そして、日当たりが悪い後ろの列の株には苗帽子を被せて、保温するようにしました。
そして、3月後半時点での結果報告です。
今回は早く植え付けしたのですが、年内からザクザク収穫できる、という感じにはなりませんでした。
まぁ、昨シーズンよりは採れました。
うちの畑、冬場は日当たりがよくないんで、どうしようもないのかなと。
ただ、年が明けて、2月頃からの追い上げがすごかったです。
やっぱり、少しでも早く植え付けると効果ありということですかね。
3月後半の現時点では、2日に1回ほど、市販の一株分以上は収穫して食べてます。
それから、今回初挑戦したスティックセニョールの感想です。
直売所で購入したときは筋っぽくてあまり印象よくなかったんですが。
うちで栽培して採れたてのものを食べると、気にならない程度でした。
味もまぁおいしい。
しかし、私はやっぱりスリムです!
その理由を何点かまとめます。
まず、何よりも味と食感がよい!!
どんなブロッコリーよりも甘くて筋っぽさもない!
茎ブロッコリーは食感を楽しめるので、短めの時間で茹でて食べると紹介されているのをよく目にしますが、私はちょっと柔らかめにして食べる方がおすすめです。
甘さが引き立つと思います。
そして、小さい子どもも食べやすい。
うちでは、幼児二人があっという間に食べ尽くしてしまいます。
それから、収穫量と質の点でもよいと思います。
スティックセニョールは後半になってくるとだいぶ細くなってきましたが、スリムはいつまでもしっかりとした茎が収穫できます。
株によっては勝手に脇芽が出てきて、とんでもない量が収穫できるものもあります。
品種として強いんですかね。
強さでいうとアレッタもなかなかのものですが、スリムも負けずに元気です。
ということで、次からのシーズンはやっぱりスリムでいきたいと思います。
スリムの育て方や食べ方などなど、まとめてみましたので、こちらもよければ参考にしてみてください。
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