我々夫婦の趣味の一つに、雪山遊びがあります。
夫はスキーとスノボ、私は年を重ねてからはスノボを少々たしなんでおります。
しかし、私が妊娠してからというもの、当然ながら雪山からは遠のいていました。
娘が今シーズンを1歳で迎えたため、思い切って遊びにいってみようということになりました。
仲良くしているお向かいさんが一緒に行ってくれるということも、背中を後押しされた一因です。
もちろん、1歳5か月の娘ですから、何ができるということはないですが、行けるときに行って、雪に慣れておいてほしいなぁという気持ちで決行しました。
ベビーを連れていくということで、キッズよりもいろいろ準備が大変でした。
まずはウェア、ベビーサイズってあまり取り扱いないですよね。当たり前か。
娘は現時点で、普通の服ならば80から90を着ています。
量販店ではもちろん扱いはないですし、ネットで調べてもあんまりこれというものがない。
現地でレンタルも不可能です。
専門店へ行かないとなぁと思っていたところ、コストコで見つけました。
ベビーサイズのウェア!ジャンプスーツと銘打って売られていました。
外の生地は普通のウェアと同様に撥水しそうですが、中はもこもこの起毛になっていました。
ちょっと暑そうですが、下着だけ着せておけば問題ない感じです。
つなぎなので、お腹が冷える心配もなく、手先や足先のカバーまでついています。
防寒はばっちり。
そして、値段もお手頃!2700円程度でした。
サイズは確か3種類くらいあって、ほんとのベビーサイズと、うちの娘用に購入した1歳半くらいまでと、あとは2歳くらいまでのサイズがあったように記憶しています。
色も、4種類くらいありました。
そのウェアに、母に作ってもらった手袋をつけ、普通の靴下に長靴をはかせることにしました。
結局手袋はつけませんでしたが、寒そうにはしていませんでした。
ちなみに、先日(2020年9月)にコストコに行ったら、ベビーや幼児用のいい感じの手袋が売っていましたよ。
メーカーはHEADでしっかりした作りです。
ベビー用はミトンで、2歳児以上は指のあるグローブです。
お値段1,298円。おすすめです。
次にスキー場です。
関西圏だと、近場なのは、六甲山スノーパーク、びわ湖バレイなどですかね。
六甲は家から結構近いのでいいかなと思っていたのですが、土日は16時までスノボ禁止ということで、一応滑りたい大人たちがいたので却下となりました。
次にびわ湖バレイを検討しましたが、朝早く行かないとゴンドラから遠い駐車場しかあいていなさそうで、子どもを連れて、道具類を持って大移動するのは大変そうだなと尻込みしてしまいました。
そして、何より、大人はそんなに滑る時間はないと思いますが、その割にコストがかかる。
ということで断念しました。
結局、滋賀にあるマキノ高原を選びました。
びわ湖バレイよりは30分ほど遠くなりますが、子どもに適した環境です。
昔は本格的なスキー場でしたが(私も30年近く前に行っています)、今ではリフトはすべて撤去され、子どものそり遊びや、初めてのスキースノボ、スノーシューなどに特化した施設になっています。
これなら子供にやさしいし、なによりすいてそうな気がする。ということで、決定しました。
当日は9時半ごろ出発し、昼前に到着しました。
今年は雪が少なく、雪は10センチから15センチくらいしか積もっていませんでした。
一部、地面が見えていたところもあります。
しかし、だだっ広く、傾斜もそれほどきつくない丘は、子どもにはとっても遊びやすかったみたいです。
娘をそりに一度乗せましたが、びびってしまってその後乗りませんでした。
でも、雪の中を歩くのはとても楽しかったようで、ひとりですたすた移動していました。
周りも小さい子供がいっぱいいましたし、皆さん子連れで手軽に来ているようでした。
ゲレ食はそこまで充実している感じではありません。
昔ながらの食堂があるだけのようでした。
山の下には、温泉とそれに併設したきれいなレストランはあるようですが。
でも、子連れなんで、うどんやカレーを食べさせておけば十分なので、困ることはありませんでした。
そして、親は、結局滑ることはありませんでした。
やっぱり、小さい子供を連れていくのはそれなりに大変ですし、リフトのないスキー場、板をもって登るのはそれなりに覚悟がいります。
もうちょっと雪がよければ滑ったかもしれませんが、地面が見えたびしょびしょ雪ではやる気がおきませんよね。
でも、私は子どもとそりに乗って少し滑っただけで、達成感を感じて満足しましたよ。
夫も、スケルトンのごとくそりに乗って頭から滑っていました。楽しそうでした。恥ずかしかったけど。
交通費と駐車場代1000円で十分楽しめたので、よかったと思います。
子どもが小さいうちは、このくらいの施設で十分だなと感じました。
まぁ、それにしても、早く娘が大きくなって、一緒に滑れる日が楽しみです。
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